命を守る～墜落転落防止講習

先日、周辺地域の建設業経営者を対象とした「但馬地域建設業経営者労働災害防止トップセミナー」が開催され、多くの経営者の参加により会場は満席でした。

建設業界で起きる事故の多くは、残念ながら高所からの墜落や転落となっており、現在も「安全帯」を着用し作業を行っていますが、従来の「安全帯」とはベルト型のものなので、墜落時にはベルトがずれてしまい、最悪なケースに至ることもありました。

このような現状から、厚生労働省では「フルハーネス型安全帯の着用」を義務付ける新たなルールとして、2019年2月から労働安全衛生法に適用しました。このフルハーネス型は万が一に墜落転落が起きてしまった場合でも、体をホールドしているため、ズレない構造となっています。

講習では実際に着用する時間もあり、しっかりとホールドされている感じは安心感もありましたし、脱着は思っている以上に簡単でした。

このように、命を守るため～と題された講習でしたが、決して大袈裟ではありません。

災害防止！　改めて意識する講習でした。

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